中古発電機の価格は、「新品定価」「新品の実売」「中古の掲載価格」「買取価格」の段に分けて見ると判断しやすくなります。たとえば25kVAでは、新品定価387万〜461万円に対し、中古の使用機の掲載価格は70万〜105万円、買取相場の参考(2011〜2014年頃の機体)は15万〜40万円でした(いずれも税抜・税別、2026年9月14日閲覧)。同じクラスの中古でも、アワー・型式・状態によって数十万円以上の差があります。
この記事では、メーカー定価、販売店の表示価格、中古の掲載価格、買取業者の公開相場を並べ、「目の前の価格はどの段か」「同じクラスでなぜ値段が違うのか」を読み解きます。
対象は、デンヨーDCA・北越工業SDG・日本車輌NESといった可搬型ディーゼル発電機を、現場の常用電源として中古で買うか、手持ちの機械を売るかを考えている中小事業者、現場責任者、購買担当の方です。キュービクルや非常用自家発電設備などの据置型は対象外です。
中古の価格は、業者の売り出し価格(掲載価格)です。実際に売買が成立した価格ではなく、閲覧時点で売却済みや商談中のものも含みます。数値は出典とセットで示し、記事末にURLをまとめています。

中古発電機の価格は「段」で見る
発電機の価格には、少なくとも次の4つの段があります。
- 新品定価:メーカーが公表している希望価格(値引き前)
- 新品の実売価格:販売店が実際に表示している新品の価格
- 中古の掲載価格:販売店や中古建機ポータルでの売り出し価格
- 買取価格:業者が機械を買い取るときの価格
どの段の価格かを取り違えると、高い・安いの判断を誤ります。
新品定価と新品の実売価格は違う
デンヨー公式サイトの定価(税別)は、25kVAのDCA-25LSKで387万円です。同じクラスでも仕様で定価は変わり、「無印(ノーマルベース)<E(エコベース)<B(ビッグタンク搭載エコベース)」の順に、387万円→401万円→418万円と上がります。
一方、新品は定価より大幅に低い価格で売られることがあります。アスクルでは、定価461万円(税別)のDCA-25LSKE-D2が、税抜244万2,668円(税込268万6,934円)で表示されていました。定価のおよそ半額です(筆者計算、税抜同士)。
このため、中古価格を「定価の何割」で考えると物差しがずれます。本記事では、定価に対する中古価格の比率は出しません。
25kVAで段を並べた例
すべて税抜・税別です。型式・年式は段ごとに完全には一致しません。段の順序を見るための比較です。
- 新品定価:DCA-25LSK 387万円〜DCA-25LSKE-D2 461万円(デンヨー公式)
- 新品の実売例:DCA-25LSKE-D2 約244万円(アスクルの表示)
- 中古の掲載価格:使用機70万〜105万円(2010〜2019年式、818〜14,232時間)。2023年式・1時間の未使用に近い機体は145万円
- 買取相場の参考:DCA25LSK(2011〜2014年頃)15万〜40万円(グロースパワー)
買取相場表の対象年式は2011〜2014年頃で、中古掲載例の年式とは一致しない点にご注意ください。
45kVAで段を並べた例
税抜・税別でそろえています(実売例は税抜換算)。
- 新品定価:DCA-45LSKB2 512万円、同時出力機のDCA-45LSKB-D 586万円(税別、デンヨー公式)
- 新品の実売例:DCA-45LSKB-D 税抜換算 約251万円(税込276万3,190円、ウエダ金物の表示。税抜換算は筆者計算)
- 中古の掲載価格:使用機80万〜145万円(デンヨーLS系・北越SDG・日本車輌NES、税抜)
- 買取の参考:DCA-45LSK・940時間・年式不明の買取金額54万円(グロースパワーの買取実績、2019年6月査定)
ウエダ金物の表示は税込で、同店の定価表記(税抜532万円)は現行のデンヨー定価586万円と異なります。表示が古い可能性があり、価格や在庫は変動します。買取実績も2019年と古いデータです。

クラス別|中古発電機の掲載価格の実例
2026年9月14日に、中古建機ポータル「BIGLEMON」と発電機販売店アールエス産業の在庫ページで確認した掲載価格です(税抜)。括弧内は掲載・投稿の年月です。件数が少ないクラスは参考としてご覧ください。
13kVA
- DCA-13LSYB 2017年式・5,621時間:72万円(2026年7月、整備済・保証付)
- DCA-13LSYB 2015年式・12,500時間:48万円(2026年4月)
- 北越SDG13S 2007年式・359時間:88万円(2024年10月掲載の古い出品)
デンヨーLS系の掲載例は48万〜72万円でした。参考として、15kVAのDCA-15USYB 2023年式・470時間は125万円(2026年4月、整備済)です。
25kVA
- DCA-25LSKE 2023年式・1時間(新品・未使用と記載):各145万円(3台、2026年7月)
- DCA-25LSKB 2011年式・1,426時間:105万円(2026年3月)
- DCA-25LSKE 2015年式・818時間:98万円(2026年8月)
- DCA-25LSK 2011年式・1,700時間:95万円(2026年3月、整備済)
- 北越SDG25AS-7B1 2019年式・4,723時間:95万円(2026年4月、整備済)
- DCA-25LSKB 2018年式・3,298時間:85万円(2026年7月、整備済・保証付)
- DCA-25LSKB 2019年式・13,446/14,232時間:各85万円(2台、2026年9月)
- DCA-25LSIB 2010年式・8,443時間:70万円(2026年6月)
使用機は70万〜105万円、未使用に近い機体は145万円の掲載例でした。
45kVA
- DCA-45USKB3 2022年式・1,019時間:240万円(2026年4月、整備済)
- 日本車輌NES45TY2 2014年式・3,757時間:144.9万円(2026年9月)
- DCA-45LSKB 2015年式・5,420時間:144万円(2026年4月)
- DCA-45LSKE 2018年式・7,168時間:120万円(2026年8月、売却済・整備済・保証付)
- 北越SDG45S 2012年式・4,877時間:120万円(2025年5月、商談中・整備済・保証付)
- 北越SDG45S-7B1 2016年式・15,071時間:80万円(2025年12月)
- 旧型DCA-45ESH 年式記載なし・8,068時間:78万円(2026年4月、現状)
LS系・SDG・NESの使用機は80万〜145万円、US系の2022年式・低アワー機は240万円の掲載例でした。
60kVA
- DCA-60USIB3 2022年式・146時間:290万円(2026年4月)
- 北越SDG60L-5B1 2017年式・8,074時間:155万円(2025年12月、在庫有・整備済・保証付)
- DCA-60ESI2 2015年式・0時間(メーター交換):145万円(2026年7月、商談中・整備済・保証付)
- 北越SDG60AS 2013年式・2,331時間:130万円(2026年8月、商談中・整備済・保証付)
- 日本車輌NES60TKL2(50Hz)2016年式・13,261時間:90万円(2026年9月、点検済)
90万〜155万円、US系の2022年式・低アワー機は290万円の掲載例でした。デンヨーLS系で年式・アワーが分かる掲載は見つかりませんでした。
100kVA〜220kVA(件数が少ないため参考)
- 100kVA:DCA-100LSIB 2016年式・89時間 300万円(2026年7月)/DCA-100ESI 2016年式・2,383時間 279万円(2026年9月)/DCA-100LSIE 2018年式・6,091時間 240万円(2026年8月、売却済・整備済・保証付)/北越SDG100S-7B1 2018年式・6,358時間 230万円(2026年6月、整備済・保証付)
- 125kVA:DCA-125LSI 2012年式・4,160時間 275万円(2026年8月、商談中・整備済・保証付)/DCA-125LSIE 2019年式・3,413時間 235万円(2026年8月)
- 150kVA:DCA-150LSKE 2015年式・3,736時間 345万円(2026年6月、売却済・整備済・保証付)/旧型DCA-150S-N 年式・アワー記載なし 約99万円(2026年2月、現状)
- 220kVA:DCA-220LSIE 2017年式・9,069時間 388万円(2026年7月、商談中・整備済・塗装済・保証付)/DCA-220LSIB 2013年式・3,172時間 200万円(2026年9月)
100kVAは230万〜300万円でした。125kVA・150kVA・220kVAは1〜2件しかなく、幅として示せるほどのデータはありません。
なお、そもそも何kVAのクラスが必要かが決まっていない場合は、先に容量を確定させてください。
→ 関連記事:発電機の容量(kVA)の選び方|必要容量の計算と「始動電流」の落とし穴
同じクラスでも価格が違う理由を掲載機で比べる
掲載情報のどこを見れば価格差の理由が読めるかを、実例で整理します。件数が少ないため、法則ではなく読み方の例としてご覧ください。
アワーメーター|年式よりアワーが効いている例
25kVAでは、2011年式・1,426時間のDCA-25LSKBが105万円、2019年式・1万3,000時間台のDCA-25LSKBが85万円で掲載されていました。年式が8年新しくても、アワーが多い方が安い例です。
アワーを見るときは、積算の値を確認してください。デンヨーDCA-25LSKEの取扱説明書では、時間計は積算の「ODO」と区間の「TRIP A/TRIP B」を切り替えて表示でき、区間時間計は0にリセットできます。
もう一つ知っておきたいのが、メーター交換です。60kVAのDCA-60ESI2には、「モニター不良のため交換いたしました。交換前は1181時間でした。現在の稼働時間は0時間になります。」という備考が付いていました。このように交換前の時間を開示している販売店もあります。アワーが年式に比べて極端に少ない機体は、メーター交換歴と交換前の時間が記録・開示されているかを確認してください。
なお同説明書では、エンジンオイルとオイルフィルタは初回50時間、以後200時間ごとの交換が一例として示されています(間隔は機種・年式で異なります)。

型式記号|数字が同じでも中身が違う
デンヨーの総合カタログの型式説明では、数字は60Hz時の出力kVAを表し、記号は次の意味です。
- LS:第3次排出ガス対策型建設機械指定機、超低騒音型または低騒音型
- US:第3次指定機、デンヨーの呼称で「極超低騒音型」
- ES:第2次基準値排出ガス対策型エンジン搭載機
- SP:排出ガス対策型建設機械指定外機、低騒音型
- 無印・E・B:ノーマルベース・エコベース・ビッグタンク搭載エコベース
- 末尾の-D:三相・単相3線同時出力機(サイマルジェネレータ)
掲載例では、US系の45kVA(2022年式・1,019時間)が240万円、60kVA(2022年式・146時間)が290万円と、同じクラスの使用機より高い価格でした。年式・アワーも違うため、LS系と単純には比べられません。
逆に、旧型のDCA-45ESH(年式記載なし・8,068時間)78万円や、DCA-150S-N(年式・アワー記載なし)約99万円のように、世代の古い型式には安い掲載例があります。こちらも年式・状態が違うため、型式だけが理由とは言えません。
排出ガス対策型・低騒音型の指定|使う工事で必要かが変わる
可搬式の発動発電機は、国交省の資料で「オフロード法による規制対象外」とされ、「排出ガス対策型建設機械指定制度」で指定していくと示されています。
国交省の土木工事共通仕様書(案)では、直轄工事でディーゼルエンジン出力7.5kW以上260kW以下の発動発電機(可搬式)を使う場合、排出ガス対策型建設機械等を使用しなければならないとされています。
直轄工事に使う予定なら、国交省の指定を受けた機体かどうかを指定ラベルやメーカー資料で確認してください。現行機ならLS・US等の第3次指定機が該当します。ES系は機種・製造時期によって指定の有無が異なり、DCA-220ESKのように指定外の機種もあります(同機の製品ページには「排出ガス対策型機械の指定を受けていません」と記載されています)。自治体工事や民間工事は、それぞれの仕様書によります。
騒音についても、国交省の騒音振動対策技術指針は「可搬式のものは,低騒音型建設機械の使用を原則とする」としています。設計図書で指定機の使用が義務付けられている場合は、指定機を使わなければなりません。
指定の有無で中古価格がいくら変わるかを示した公開情報は見つかりませんでした。価格より先に、必要な指定を満たすかを確認してください。
状態・整備の記載|220kVAで約2倍の差
220kVAの2件は、対照的でした。
- DCA-220LSIB 2013年式・3,172時間:200万円。出品者の記載に「各部錆、腐食」「エンジンオイルフィルター配管滲み」「バッテリー上がり」
- DCA-220LSIE 2017年式・9,069時間:388万円。「整備済・塗装済・保証付」
アワーが少ない方が、約半額で掲載されていました。状態や整備の有無が価格に大きく効いている例と読めます。ただし2件だけの比較で、年式や仕様(B・E)、掲載先も違う点にご注意ください。
掲載情報には「整備済」「保証付」「現状」「点検済」などの記載や、BIGLEMONでは出品者の自己評価(A・Bなど)があります。価格と一緒に読んでください。
整備・保証の条件|年式が新しい方が安い例も
125kVAでは、DCA-125LSI 2012年式・4,160時間(整備済・保証付)が275万円、DCA-125LSIE 2019年式・3,413時間(返品・クレーム不可と記載)が235万円で掲載されていました。年式が新しくアワーも少ない方が安い例ですが、整備・保証の条件が違います。掲載価格を比べるときは、年式・アワーとあわせて、整備や保証の有無もそろえて見てください。
年式と補修部品の供給期限
デンヨーのFAQでは、発電機を含む「全製品の供給期限を10年に設定しています」とされています。ただし「供給期限内であっても電子部品等の生産打ち切りなどにより、物理的に常時の保有が困難な部品などについては、個別にご相談させていただく場合があります」とも記載されています。
供給期限の起算点は明記されていないため、「〇年式なら部品が出ない」とは言えません。古い年式の機体は、部品の入手性を販売店に確認してください。

中古発電機の掲載価格を見るときのチェックリスト
掲載価格を比べる前に、次の点をそろえてください。
- 税抜か税込か:BIGLEMONとアールエス産業の本体価格は税抜、ヤフオクのストア出品は税込表示です
- 輸送費と手数料:アールエス産業の在庫ページには「価格はすべて弊社渡しの価格となっておりますので、運賃についてはお問い合わせください。」とあります。引き取り価格の場合、輸送費は別です
- 売り出し価格であること:成約価格ではなく、「売却済」「商談中」の機体も並んでいます
- 掲載日:2024年10月掲載のまま残っている出品のように、古い掲載は今の価格感から外れている可能性があります
- アワーはODOの値か、メーター交換歴はあるか
- 型式の末尾まで:LS・US・ES・SP、E・B、-Dの違い。NES60TKL2(50Hz)のように周波数が表示されている機体もあります
- 状態・整備・保証の記載:整備済・保証付・現状・自己評価など
- 付属品:中古機には取扱説明書が付かない場合があり、その旨を注記している販売店もあります。付かない場合は、型式からメーカー資料を確認してください
買う人へ|この価格で買ってよいかを判断する手順
目の前の中古発電機の価格が妥当かどうかは、次の順で確認すると判断しやすくなります。
- 必要なクラス(kVA)を確定させる
- その価格が「新品の実売」「中古の掲載」「買取」のどの段に近いかを見る
- 同じクラスの掲載例と、年式・アワー(ODO)・型式記号をそろえて比べる
- 使う予定の工事の仕様書で、排出ガス対策型・低騒音型の指定が必要かを確認する
- 整備・保証の有無、メーター交換歴、取扱説明書の有無を販売店に確認する
- 消費税・輸送費・手数料を含めた総額で、他の候補と比べる
相場より安い機体には、アワー・型式・状態・保証のどこかに理由がある場合があります。安い理由を販売店に確認してください。
中古発電機をお探しの方は、希望のクラス(kVA)・ご予算・用途(使いたい機器)をお送りください。当社の在庫の中から条件に合う機体を、年式・アワーとあわせてご案内します。
売る人へ|買取価格は掲載価格より低い段にある
グロースパワー(セカイ査定)が公開している買取相場の参考(税別)は、次のとおりです。同社は「経済情勢・状態・買取地域により相場は変動します」としています。
- デンヨーDCA25LSK(2011〜2014年頃):15万〜40万円
- 北越SDG25S(2010〜2013年頃):10万〜30万円
- 北越SDG150S(2005〜2010年頃):60万〜110万円
- デンヨーDCA90ESH(2003〜2007年頃):40万〜80万円
25kVAの段比較で見たとおり、使用機の掲載価格70万〜105万円に対し、買取相場の参考は15万〜40万円です(対象年式は異なります)。
同社は、買取価格は「型式(モデル)、年式、稼働時間、状態の掛け合わせで決まります」とし、同じ型式でも「10万円以上買取価格は変わることもあります」としています。陸送代金の違いでも「5〜10万円程の価格差が出てきます」とのことです。また、中古発電機の相場は為替や海外情勢の影響を大きく受ける、とする業者もあります(佐久間電機商会)。
売却をお考えの方は、次の4点の写真をお送りください。当社で概算の査定額をお伝えします。
- 型式プレート(型式と製造番号が読めるもの)
- 機械の全景
- アワーメーター(積算ODOの表示)
- 不具合箇所(ない場合は「特になし」で構いません)

よくある質問
Q1. 1万時間を超えた発電機も売りに出ていますか
出ています。DCA-25LSKB 2019年式・1万3,000〜1万4,000時間台が85万円、北越SDG45S-7B1 2016年式・1万5,071時間が80万円、日本車輌NES60TKL2 2016年式・1万3,261時間が90万円で掲載されていました(税抜)。整備・点検の記載や保証の有無もあわせて確認してください。
Q2. ネットオークションなら安く買えますか
業者の掲載価格より低い落札例はあります。たとえばヤフオクでは、DCA-25LSK・10,933時間が税込56万7,611円(税抜換算 約51.6万円)で落札されていました(2026年4月終了)。BIGLEMONでは同じ1万時間台の25kVAが税抜85万円で掲載されていた例があり、それより低い落札です(ただし「傷や汚れあり」のストア出品)。一方、DCA-13LSYB 2022年式・1,087.8時間が88万円で落札された例もあり、必ず安いとは限りません(2026年4月終了、個人出品、動作確認済・返品不可と記載)。
オークションは個人と業者が混在し、現状渡し・引取限定・保証なしなど条件が違うことが多くあります。落札例は信頼度の低い参考情報とし、輸送費や整備費を含めて比べてください。
Q3. 北越工業SDGや日本車輌NESの中古価格はどれくらいですか
北越工業と日本車輌は、公式サイトに新品価格の記載がありません。中古の掲載例(税抜)は次のとおりです。
- 北越SDG:SDG25AS-7B1 95万円、SDG45S 120万円、SDG45S-7B1 80万円、SDG60AS 130万円、SDG60L-5B1 155万円、SDG100S-7B1 230万円
- 日本車輌NES:NES45TY2 144.9万円、NES60TKL2 90万円
Q4. 中古の発電機は何年で減価償却できますか
発電機の耐用年数は、どの業種用の設備として使うかで判定します。国税庁は「法人の業種で判定するのではなく、その設備がどの業種用の設備に該当するかにより判定する」としています。
一例として、建設工事で使い、耐用年数省令の別表第二「30 総合工事業用設備」(6年)に当たる場合です。中古資産の簡便法では、法定耐用年数をすべて経過していれば「法定耐用年数×20%」、一部経過なら「(法定耐用年数-経過年数)+経過年数×20%」で計算し、1年未満は切り捨て、2年未満なら2年とします。8年経過した中古機なら、6年×20%=1.2年→1年で、2年未満なので2年です。ただし、用途や業種によって区分は変わります。最終的な判断は、必ず税理士に確認してください。
まとめ
- 発電機の価格は「新品定価」「新品の実売」「中古の掲載価格」「買取価格」の段で違う。どの段の価格かを見分ける
- 新品は定価より大幅に低い価格で売られることがあるため、「定価の何割」は物差しにならない
- 中古の掲載価格(税抜、2026年9月閲覧)は、25kVAの使用機で70万〜105万円、45kVAのLS系・SDG・NESの使用機で80万〜145万円、100kVAで230万〜300万円。125kVA以上は件数が少なく参考
- 同じクラスでも、アワー(ODO・メーター交換歴)、型式記号、状態・整備の記載、店ごとの値付けで価格は変わる
- 直轄工事で使うなら排出ガス対策型の指定を確認する
- 掲載価格は成約価格ではない。消費税・輸送費・手数料を含めた総額で比べる
- 買取価格は、中古の掲載価格より低い段にある
本記事の価格は、閲覧時点の公開情報にもとづく目安です。実際の価格は、個体の状態・仕様・時期・輸送条件によって変わります。
買いたい方へ:希望のクラス(kVA)・ご予算・用途(使いたい機器)をお送りください。当社の在庫の中から該当する機体を、年式・アワーとあわせてご案内します。
売りたい方へ:型式プレート・全景・アワーメーター(積算ODO)・不具合箇所の4点の写真をお送りください。概算の査定額をお伝えします。
参考にした情報源
- デンヨー 製品ページ(DCA-25LSK/DCA-25LSKE-D2/DCA-45LSKB2/DCA-45LSKB-D ほか) https://www.denyo.co.jp/products/dca-25lsk/ ・ https://www.denyo.co.jp/products/dca-25lske-d2/ ・ https://www.denyo.co.jp/products/dca-45lskb2/ ・ https://www.denyo.co.jp/products/dca-45lskb-d/
- デンヨー DCA-220ESK 製品ページ https://www.denyo.co.jp/products/dca-220esk/
- デンヨー よくあるご質問(補修部品の供給期限) https://www.denyo.co.jp/support/faq/
- デンヨー DCAシリーズ 総合カタログPDF(型式説明) https://www.denyo.co.jp/dl/support/pdf/DCA-Series.pdf
- デンヨー DCA-25LSKE 取扱説明書(時間計・定期点検整備一覧表) https://www.hatudenki.com/pdf/pdf_manual_item%5B773%5D.pdf
- アスクル DCA-25LSKE-D2 商品ページ https://www.askul.co.jp/p/HE60455/
- ウエダ金物 DCA-45LSKB-D 商品ページ https://www.uedakanamono.co.jp/dca-45lskb-d
- BIGLEMON 発電機の出品一覧(2026年9月14日閲覧) https://biglemon.kenkey.jp/list/generators
- アールエス産業 発電機の在庫ページ(2026年9月14日閲覧) https://www.rs-sangyo.co.jp/category/dynamo/
- Yahoo!オークション DCA-25LSK 落札ページ https://auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/x1223514217
- Yahoo!オークション DCA-13LSYB 落札ページ https://auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/1224273449
- グロースパワー「セカイ査定」発電機の買取 https://growthpower.jp/Japanese/sekai_satei/generators
- 佐久間電機商会 発電機の買取 https://generator.x0.com/sell/
- 国土交通省 オフロード法の説明資料 https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/kensetsusekou/kankyou/mic/offroadsetsumei/offroadsetsumei01.pdf
- 国土交通省 土木工事共通仕様書(案)令和8年3月 1-1-1-35 環境対策 https://www.mlit.go.jp/tec/r08dobokukoujikyoutsuusiyousyo/honbun01_syo01_setsu01.html
- 国土交通省 建設工事に伴う騒音振動対策技術指針 https://www.mlit.go.jp/tec/constplan/sosei_constplan_fr_000005.html
- 国税庁 質疑応答事例(機械及び装置の耐用年数の判定) https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/hojin/7142/index.htm
- 減価償却資産の耐用年数等に関する省令(e-Gov法令検索) https://laws.e-gov.go.jp/law/340M50000040015
- 国税庁 耐用年数の適用等に関する取扱通達 2-8-2 https://www.nta.go.jp/law/tsutatsu/kobetsu/sonota/700525/02/02_08.htm
- 国税庁 タックスアンサーNo.5404 中古資産の耐用年数 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/hojin/5404.htm